はるかなる世界

綾瀬はるかファンが、好きなことについてのんびり語るブログです。

ドラマ「世界の中心で愛をさけぶ」について その1

放送初回からすでに16年が経とうとしている今でも、私の中では歴代最高のドラマとして心に残っています。その魅力について語っていきたいと思います。

このドラマの一番の魅力は、女優「綾瀬はるか」の成長の始まりを見ることができるという点です。まだ、演技派とは言えない女優駆け出し当時の綾瀬はるかさん。明るく素直で前向きで一所懸命な姿勢が演技にそのまま表れ好感が持てました。

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第1話のこの告白シーンで心がときめいた男子は多かったと思います。

その後、回が進むごとに、優等生を演じていて、少し勝ち気で、茶目っ気があって、友達思いな「亜紀」と「綾瀬はるか」が見事に同化していきます。

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このシーンでは、「亜紀」がマリア様か女神にさえ見えてくるほどの眩しさでした。

病気が発覚してからは、実際に頭を丸めたり、絶食したりと体当たりで役作りに取り組んでいたようです。その必死さが画面からも伝わってきて「亜紀」死がよりリアルなものとなり、見ているものに大きな喪失感を抱かせました。

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エンディングで、このシーンが流れて少しは救われた気がしましたが、最終回を見終わったあと、数ヶ月間「亜紀ロス症候群」が続いた程でした。

この「世界の中心で、愛をさけぶ」というドラマは、セクシーアイドル系の扱いだった「綾瀬はるか」が、現在の国民的人気女優の道を歩みだす転機となった作品と言えます。

以後、数々の映画やドラマに出演していきます。女優として天然キャラ炸裂の「ホタルノヒカリ」やアクション満載の「精霊の守り人」など、多様な魅力を魅せてくれる女優に成長し、その姿を見れることを嬉しく思っています。

今でも時々、「亜紀」と重なって見え、「こんなに活躍できるようになってよかった。」と思ってしまう自分がいます。